(高雄中央社)南部・高雄市政府観光局は14日、寿山動物園で飼育していたアフリカライオンの「二哥」が13日、飼育員や医療スタッフに見守られながら死んだと発表した。23歳。人間の約100歳に相当する年齢だとしている。
園によると、二哥は2010年から同園で飼育されていたが、高齢に伴い健康状態が悪化。緑内障や肝機能異常、貧血、脊椎の劣化、歯髄炎などの慢性疾患を抱え、複数回の治療や手術、餌や生活環境の改善が行われたものの、全身の機能の衰えにはあらがえず、最期は安らかに息を引き取ったという。
飼育員の李宥逸さんは、初めて対面した際、壮年のライオンが持つ威厳と風格があり、強い印象を受けたと振り返った。また長年の付き合いで、家族のような関係が築かれていたとし、度重なる治療にも懸命に向き合い、野生動物の驚くべき生命力を示していたと語った。
同動物園がフェイスブックに二哥の近況を投稿した際には、多くの市民からメッセージが寄せられたという。
同動物園は観光局の報道資料を通じ、動物の飼育品質の向上に努めるとともに、この貴重な経験を生命教育の教材として活用し、二哥の命の価値を引き継ぐ方針を示した。