(台北中央社)交通部観光署(観光庁)による台湾観光PRイベント「2026台遊館in東京」が11日と12日、東京・秋葉原のアキバ・スクエアで行われた。日本国内ではパンダが見られなくなったことから、日本の旅行会社が台湾でのパンダ観覧ツアーを打ち出し、好評を集めた。
同署はゴールデンウイークや夏休みの旅行ニーズに照準を合わせ、台湾観光協会と連携し、10日から14日にかけて代表団を日本に派遣。同イベントは今年で5回目を迎え、航空会社や飲食業など40を超える業者がブースが出展し、台湾原住民(先住民)族のパフォーマンスに加え、ワークショップや台湾グルメ、茶文化の体験などを通じ、来場者に台湾の魅力を発信した。
日本では今年1月、上野動物園のジャイアントパンダ2頭が中国に返還され、日本国内では観覧できなくなった。パンダが見られる日本から最も近い場所の一つが、台北市立動物園となる。イベントに参加した日本の旅行業者は、パンダ観覧とともに、同園を囲む山々を一望できる猫空ロープウエーに搭乗できるツアーを企画し、人気を集めた。
台湾観光協会東京事務所の王紹旬所長は、現在、訪台日本人観光客の約9割が北部の台北市や新北市に集中していると指摘。今後は航空路線を通じて、中部や南部、東部への分散を図る方針を示した。
昨年の訪台日本人旅行者数は約150万人に達し、台湾にとって主要なインバウンド市場の一つとなっている。同署は今後もプロモーションを強化し、日本市場のさらなる拡大を目指すとしている。

