(新竹中央社)半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は熊本県に建設した新工場の開所式を24日に開く。式典には劉徳音董事長(会長)と魏哲家最高経営責任者(CEO)が出席する他、創業者の張忠謀(モリス・チャン)前会長も立ち会う可能性がある。
熊本工場は今年第4四半期(10~12月)に量産開始予定。同社が海外に建設する工場で最も進展が早いことから、注目を集めている。
熊本工場では回路線幅12、16、22、28ナノメートル(ナノは10億分の1)の半導体を製造する。同社は日本で2番目の工場の建設を検討しており、決定した場合、第2工場では7ナノまたは16ナノ品を生産する方針を明らかにしている。