(台北中央社)中度台風(台湾基準)台風18号について中央気象署(気象庁)は、28日に台湾に最も接近するとしている。台湾本島北側の海上を通過し、強風域の縁が離島・馬祖(連江県)周辺の海域をかすめる見通し。
台風18号は27日午前8時現在、台北の北東520キロの海上を、時速7キロで西に進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心から半径200キロ以内は風速13.9メートル以上の強風域、半径60キロ以内は風速24.5メートル以上となっている。
気象署の劉宇其予報官は27日午前の記者会見で、28日昼までには中国に上陸するとし、その頃には勢力が顕著に弱まり、強風域も小さくなると話した。
また、台風周辺の湿った空気と南西風の強まりにより、中部や南部ではすでに一時的なにわか雨が発生しており、南部では累積雨量がやや多くなっていると指摘。北部や東台湾は、27日日中はおおむね晴れで、山間部では午後に雷を伴うにわか雨が降る可能性があると述べた。
南部では同日夜から28日にかけ雨が顕著に強まり、南東部で局地的に「大雨」(24時間雨量が80ミリ以上または1時間雨量が40ミリ以上)に、南部でも3時間雨量が100ミリ以上になる恐れがあると説明。馬祖では台風が近づくにつれ、雨脚が次第に強まる見通しだとした。