国際ジンベエザメの日に当たる8月30日、南部・高雄市の複合型施設、棧貳庫(KW2)でジンベエザメをテーマにした巡回展が始まった。コンテナを利用した移動式の展示で、高雄を皮切りに、台南、台中、花蓮、台北を巡回する。
会場では、20フィートのコンテナ2基を活用して海の世界を再現。来場者に海洋をより身近に感じてもらうとともに、ジンベエザメをはじめとする海洋生物の保全への関心を高めることを狙っている。
主催する海洋委員会海洋保育署(海保署)は、ジンベエザメの幼体標本や科学研究、体験型展示、絵本などを通じてジンベエザメや台湾での研究・保全活動を紹介すると説明した。
開幕式では、海保署のマスコットであるシナウスイロイルカ、ジンベエザメ、アオウミガメの3体が初めてそろって登場し、来場者とともに国際ジンベエザメの日を祝った。ジンベエザメは世界最大の魚類で、体の白い斑点は個体ごとに異なる。科学者は斑点を個体識別や回遊の追跡に活用している。台湾では保護対象となっており、海保署は海で見かけた際は適切な距離を保ち、追跡や取り囲み、接触などをしないよう呼びかけている。
高雄での展示は10月28日まで。