19日は旧暦5月5日の端午節(端午の節句)。地域や出自により異なるちまき(粽)を食べる習慣がある台湾では、どのちまきが優れているかが話題に上がることも少なくないが、栄養士の徐佩瑜さんが負担の少なさという観点から選んだのは「客家粿粽」だった。
炒めたもち米と具を葉に包んで蒸す「北部粽」と、生のもち米と具を葉に包んで茹でる「南部粽」が台湾の二大巨頭。九州で食べられる「あくまき」に近い「鹸粽」や、あんこを包んだ「豆沙粽」、戦後台湾に移住した外省人がふるさとから持ち込んだ「湖州粽」、「潮州粽」なども親しまれている。
健康な食に関する情報発信などを行う「癌症関懐基金会」に所属する徐さんは報道資料を通じ、一つ500~600キロカロリーの北部粽や400~500キロカロリーの南部粽などと比べ、客家粿粽は負担が少なく、消化しやすいと説明。台湾のエスニックグループの一つ「客家」に伝わるこのちまきは一つ180~300キロカロリーで、もち米とうるち米をすりつぶして作った生地でできているため、もちもちとした柔らかい食感が特徴だという。
徐さんはまた、砂糖やはちみつなどを付けて食べる鹸粽や甘いちまきに関し、多くの糖分を摂取してしまうリスクがあると指摘。特に血糖値をコントロールしている人は注意が必要だとした。
その上で、ちまきを食べる際には①1日につき一つ②主食の代わりに③野菜やタンパク質と共に④よく噛んでゆっくり⑤タレは少なめに─を心がけるよう呼びかけた。

