台北市の台湾鉄路(台鉄)台北駅構内に16日、利用客らが自由に弾けるストリートピアノが登場した。台鉄は「音楽で自身の物語を語ってほしい」と呼びかけている。
善福徳学会と台湾国際芸術家協会が共同で管理する。同日には供用開始を記念する式典が開かれ、演奏家がパフォーマンスを披露した。
台鉄は報道資料を通じ、台北駅は台湾で最も重要な交通の要衝で、移動のリズムだけでなく、都市文化の流れも担っているとコメント。ストリートピアノの供用開始は「文化が交通拠点をより温かく、人情味あふれる場所にする」理念を伝えるものだとした。

