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東京で台湾漫画の魅力を紹介する展示会 BLやGL、人権などテーマは多分野

2025/08/23 21:08
東京・虎ノ門の台湾文化センターで開催中の展示会「Colorful- ダイバーシティ in 台湾漫画」=8月22日撮影
東京・虎ノ門の台湾文化センターで開催中の展示会「Colorful- ダイバーシティ in 台湾漫画」=8月22日撮影

(東京中央社)台湾漫画の多彩な魅力を伝える展示会「Colorful- ダイバーシティ in 台湾漫画」(多元台湾文化漫画展)が22日、東京で開幕した。「性別」「多民族」「人権」の3分野に焦点を当ててBL(ボーイズラブ)やGL(ガールズラブ)、民主化、言論の自由、原住民(先住民)、移民などをテーマに計21作品を取り上げ、台湾の価値観と創作の力を紹介する。

同展は台北駐日経済文化代表処台湾文化センターが主催。開幕式典には同代表処(大使館に相当)の周学佑副代表や日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長らが出席した。作品を出展する台湾の漫画家、阮光民さんや左萱さんらも参加し、日本の読者たちと交流した。

周氏はあいさつで、展示会を通じて、より多くの日本の人々に台湾の漫画の創造性と深みや多様性の尊重を知ってもらい、台日文化の交流促進につながればと期待を寄せた。

谷崎氏は長年、外交関係の仕事に携わり、世の中が単色になりつつあると感じていることに言及。カラフルや多様性を訴えた今回の展示会はより意義のあるものだと述べた。

23日午後にはジュンク堂書店池袋本店で台湾と日本のBL漫画家によるトークやサイン会も開催された。

展示会は台湾文化センターを会場に9月26日まで。入場は無料。

(戴雅真/編集:荘麗玲)

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