(台北中央社)台湾の航空会社、スターラックス(星宇)航空は3日、台湾(台北・台中)と宮古島を結ぶ直行便2路線を来年2月から通年運航すると発表した。宮古島の人気の高さを踏まえ、訪日旅行の商機を狙う。
同航空は8月22日から10月24日まで、台北(桃園)—宮古島(下地島)線を週2往復運航しており、宮古島の白い砂浜や透き通った海、豊かな自然景観などで台湾の旅行者から人気を集めた。沖縄の離島の潜在力が示されたことを受け、通年運航を決めたとしている。台中—宮古島線は新規就航となる。
台北(桃園)発着は来年2月12日から運航を再開し、台中発着は同2月13日に就航する。いずれも週2往復する。運航機材はビジネスクラス8席、エコノミークラス180席のエアバスA321neo型機。
両路線ともに約1時間30分で結ばれる。
下地島空港の運営会社によれば、台湾の2都市に直行便が運航されるのは宮古圏域では初めて。