台湾海峡の離島、澎湖県湖西郷の成功小学校に通う児童が5日、澎湖県政府警察局が実施する警察官体験プログラムに参加し、麻薬探知犬の活動を見学したり、指紋採取を行ったりした。
同警察局では10月から同様のプログラムを実施。各校から大きな反響が寄せられているという。
林温柔局長はこの日、児童らに特殊詐欺の実態や被害防止の方法などを説明した。またこの日学んだことを帰宅後に年配者らに話してほしいと特殊詐欺被害の防止に期待を寄せた。
林局長は、教育は犯罪防止の最も根本的な力だと強調。警察は社会の安全を守る者だとし、子供たちに正しい観念や自らを守る意識、交通ルールを守る習慣、詐欺被害防止の知識を身に付けてもらいたいと語った。
(編集:齊藤啓介)

