(台北中央社)台湾プロ野球の富邦ガーディアンズは6日、1軍監督を辞任した陳金鋒氏の後任に2軍監督と野手総合コーチを兼任する後藤光尊氏(元オリックス)を充てる人事を発表した。
前身球団を含め1995年に就任した前田益穂氏(元中日)以来、約30年ぶりの日本人監督誕生となる。
後藤氏率いる富邦2軍は今季、レギュラーシーズン1位に輝き、2年ぶりにファーム優勝決定シリーズに進んだものの、2勝3敗で台鋼ホークスに敗れて準優勝となった。
富邦は近年、成績が低迷。2021~25年は3度が最下位に沈み、下から2番目も2度経験している。ファームで結果を残した後藤氏の起用で巻き返しを図る。
台湾プロ野球6球団のうち、先月の台湾シリーズを戦った楽天モンキーズ(古久保健二監督)と中信ブラザーズ(平野恵一監督)でも日本人が指揮を執っている。
