南部・屏東県の台湾鉄路(台鉄)南州駅周辺に住み着き、利用客から親しまれていた猫が19日以降、突然姿を見せなくなった。駅員は張り紙やフェイスブックの投稿を通じて情報提供を呼びかけている。
複数の駅員の話をまとめると、猫は野良猫だったが、約8年前から駅員がえさをやるなどしたところ住み着き、「咪咪」と呼ばれて親しまれていた。活動範囲は限られており、普段は駅のホールや切符販売の窓口などを歩き回っていたという。地元の人にも知られており、利用客と触れ合うなどしていた。
駅員によると、性格は「個性的」で、体を人になでさせるかは「人による」という。駅では、誰かが引き取った場合でも駅に知らせてほしいとしている。