(台北中央社)中央気象署(気象庁)は15日、米グアム島近海にあった熱帯低気圧が同日午後8時ごろ、軽度台風(台湾基準)台風14号になったと発表した。19日に台湾に最も近づき、北部や東台湾では所により一時雨となりやすくなるとの見通しを示している。
同署によれば台風14号は16日午前8時現在、グアム島の北北西240キロの海上を毎時32キロから38キロに速度を上げながら北西方向に移動している。琉球諸島に向かって進むとみられるが、同署は予想進路について不確実性が大きいため、引き続き注視していくとしている。
17日は中秋節(中秋の名月)に当たる。同署の予報官は、東台湾や台北都市圏東側では月が見える見込みは低く、西台湾では月が見える確率は比較的高いものの、雲に覆われている可能性があるとしている。