(台北中央社)内政部(内務省)が11日までに発表した台湾の人口に関する統計によると、7月末時点の総人口は前月比8805人減の2333万7936人だった。19カ月連続の減少となった。
7月の出生数は8939人で、前月より29人減少。死亡数は1万6846人で、同292人増えた。出生数から死亡数を引いた「自然増減」は7907人のマイナス。
県市別では、前年同月比で人口減少率が大きかったのは順に離島・金門県(2.86%)、同連江県(2.64%)、台北市(2.14%)。一方、人口増加率は北部・桃園市が0.96%で最大で、新竹県(0.79%)、中部・台中市(0.51%)が続いた。
また、65歳以上の人口の割合が最も高いのは台北市で23.69%。最も低いのは北部・新竹県で14.78%だった。20歳以上の人口の割合は、金門県が88.58%で最も高く、新竹市が79.52%で最も低かった。