(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署(食薬署)は1日、米油や乳幼児向け煎餅など日本から輸入された6品目が水際検査で不合格になったと発表した。全量が積み戻しまたは廃棄処分され、台湾市場への流通はないとしている。
不合格品のうち、北海道で製造された米油からは1キログラム当たり1428マイクログラムのグリシジル脂肪酸エステルが検出された。同物質は台湾では長期にわたって摂取すると発がんのリスクがあるとされており、食用油における基準値は同1000マイクログラムと定められている。日本では食品衛生法に基づく基準値は設定されていないものの、業界団体と農林水産省が低減に向けて手引を作るなど働きかけをしている。
乳幼児向け煎餅は3品目が不合格となり、いずれも基準値を超えるカドミウムが検出された。食薬署の林金富副署長は電話取材に応じ、日本からの乳幼児向け煎餅について直近半年で16ロットが重金属の基準値超えで不合格となっており、全ロット検査を継続すると説明した。
この他、日本産の生のイチゴ(2品目)と中国産のリョクトウから残留農薬が、フランス産のチーズから微生物(大腸菌)が、インドネシア産の菓子から防腐剤が、それぞれ基準値を超えて検出され、不合格となった。