(台北中央社)最大野党・国民党は30日、鄭麗文(ていれいぶん)主席(党首)が中国を訪問すると発表した。中国共産党の習近平総書記からの招きを受け、鄭氏がこれに謝意を示した上で喜んで受け入れたとした。中国側の発表によると、訪中は4月7日から12日まで。
昨年11月に就任した鄭氏は、今年上半期中の習氏との面会に意欲を見せていた。実現すれば両党のトップ同士の面会は、2016年11月に当時の洪秀柱(こうしゅうちゅう)主席と習氏が行って以来となる。
国民党は報道資料を通じ、同党と中国共産党が共同の努力で両岸(台湾と中国)関係の平和的発展を推進し、両岸の交流や協力を促進することで、台湾海峡の平和や人々の生活の向上につなげたいとの考えを示した。
鄭氏は記者会見で、自身の訪中について、過去に訪中した連戦(れんせん)元主席や馬英九(ばえいきゅう)元総統と共通の政治的基礎の上に立つものだと強調。それは「台湾独立反対」と、両岸が「一つの中国」を巡り1992年に合意したとされる「92年コンセンサス」の堅持だと述べた。
また、訪中前または後に頼清徳(らいせいとく)総統と面会、交流したい考えがあると話した。