(東京中央社)台北駐日経済文化代表処の李逸洋(りいつよう)代表(大使に相当)は23日、自身のフェイスブックを更新し、台湾系団体の中華民国留日大阪中華総会が旧正月(今年は2月17日)に合わせて22日に大阪中華学校で開催した文化イベント「大阪春節祭」について、来年から名称を「大阪台湾春節祭」に変更する方針を明らかにした。中国系団体が同名のイベントを開いているためで、違いを明確にするとしている。
同イベントは今回で24回目。李代表によれば、当日は少なくとも延べ5千~6千人が来場した。「牛肉麺」や「胡椒(こしょう)餅」などを売る台湾グルメの屋台が並び、長い行列ができた。また会場には日本維新の会の東徹衆院議員や岡崎太参院議員、自民党の中山泰秀衆院議員らも足を運んだという。
その一方で、21日から23日までは中国系団体が大阪文化会館・天保山で第10回大阪春節祭を開催した。これについて李代表は、元々は「中国春節祭」という名称だったが、その後、台湾系団体主催のイベントと同じ名称に変更したと指摘。過去には台湾系イベントの様子を写した写真が宣伝素材に使われたことがあったとし、混同を招き、行為は卑劣だと批判した。
こうした状況を受け、大阪中華総会の葉山祐造会長は、来年から台湾系イベントの名称を変更する動議を提出。華僑団体の代表や華僑関連業務を担当する僑務委員会の李妍慧副委員長らから支持されたという。
中国系イベントのウェブサイトによれば、2017年に第1回「中国春節祭」が開かれ、19年に現在の名称に変更した。