(台北中央社)台湾初の国産潜水艦試作艦「海鯤」の建造を担う台湾国際造船(台船)は26日、浅水域での潜航に向けた準備として、3項目の海上試験を実施し、滞りなく完了したと発表した。今後は安全条件を満たしているかを確認し、評価を経て、計画に基づき潜航試験を行うとしている。
海鯤は2020年11月に建造を開始した。全長は約70メートル。23年9月に命名・進水式が行われた。当初は昨年11月に海軍へ引き渡される予定だったが、遅れが生じている。
台船によれば、今回実施されたのは、主にソナー機能や推進システム、水中での速度や航行距離を測る計器などの試験だという。
今後は引き続き海軍の監督や国外メーカーの技術協力を受けながら、共同で潜水艦全体の水中での機能や性能に関する試験・検収作業を行うと説明した。
台湾は38年までに潜水艦7隻を建造する計画で、関連予算として2840億台湾元(約1兆4000億円)を計上している。