アプリで読む
ダウンロード

台湾あれこれ / 山野教育の新拠点、烏来基地が供用開始 自然探索と防災を融合/台湾・新北市

北部・新北市烏来区の烏来中小学校に設置された「山野教育推進・防災整備基地」=同市政府教育局提供
北部・新北市烏来区の烏来中小学校に設置された「山野教育推進・防災整備基地」=同市政府教育局提供

北部・新北市が烏来区に設置した「山野教育推進・防災整備基地」がこのほど供用開始された。山野での学習、防災教育、リスク管理の授業を組み合わせ、学生が森林環境の中で自然を探索し、チームワークやリスクを見極める力を育てる屋外教育の場となるとしている。

同市政府教育局は、烏来は豊かな森林資源と生態系を有し、山野教育を推進する上で重要な地域だと指摘。過去に山間部が台風による被害に直面した際に蓄積された防災や対応の経験も、実践的な教材として活用されると説明した。

同基地は烏来中小学校に位置し、先月26日正式に稼働した。同校の蔡依玲校長は中央社の電話取材に対し、「山野教育はボーイスカウト教育ではない」と言及。問題解決力やチームワークといった資質の育成を目的とし、教員向けの基礎研修でリスク管理などを学ぶ他、日常授業の中でもキャンプ体験や台湾の「小さな百名山」登山、沢登りなどのシミュレーション訓練を実施していると話した。

蔡校長によれば、基地の授業には、地元に住む原住民(先住民)族タイヤル族が自然と共生してきた智慧を理解する内容となっており、登山の過程では同族の編み物技術を取り入れた創作活動や現地の材料を使った芸術制作なども行うという。

同校登山隊の高彩樺隊長は学習の成果として、登山にはチームワークが不可欠だとし、共同生活や交流の空間がある基地では隊員同士の関係がより緊密になり、帰属意識も高まったと紹介した。

(黄旭昇/編集:荘麗玲)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
88