(台北中央社)民進党は15日、今年11月に行われる南部・台南市長選に向けて実施した党公認候補を決める世論調査で、国民党候補と比較した場合に陳亭妃(ちんていひ)立法委員(国会議員)を支持する割合が林俊憲(りんしゅんけん)立法委員を上回ったと発表した。陳氏は今月21日の党中央執行委員会で正式に候補として指名される見通し。台南市初の女性市長の誕生を目指す。
台湾では11月28日に4年に1度の統一地方選が行われる。台南市を含む22県市全ての首長や議会議員などが対象で、各党が党公認候補の選定を進めている。
党内予備選と位置付けられる世論調査は14日夜、電話で実施した。陳、林両氏それぞれについて、国民党の謝竜介(しゃりゅうかい)立法委員と比較する場合、どちらを支持するかを有権者に質問した。
「陳氏対謝氏」の場合、陳氏を支持するとした人は60.8557%、謝氏を支持するとした人は13.8631%だった。「林氏対謝氏」の場合、林氏が58.163%、謝氏が21.6493%だった。
民進党の韓瑩(かんえい)広報担当は、候補者はいずれも調査の結果に納得しているとし、今後は団結すると信じていると強調。民進党が勝利する可能性は高いとの見方を示した。
また陳氏は報道陣の取材に対し、党内の団結を訴え、大きく前進してこそ最大の勝利が得られると語った。
陳氏は1974年7月生まれ。中国文化大学(台北市)卒業後、長栄大学(台南市)で経営管理について学び、修士号と博士号を取得した。台南市議に3回、立法委員に5回当選し、民進党の台南市党部(支部)主任委員や中央常務委員会委員、中央執行委員会委員などを歴任している。

