(台北中央社)トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が30日、韓国で会談した。トランプ氏は会談後、台湾問題は「一切話題にならなかった」と明らかにした。外交部(外務省)は中央社の取材に対し、台米間は相互に信頼があり、友好的で、意思疎通のパイプも円滑だとコメントした。
トランプ氏は24日、習氏との会談で「台湾について話す予定だ」と明言していた。
会談後、大統領専用機「エアフォースワン」で記者団の取材に応じたトランプ氏は、台湾問題について「一切話題にならなかった。議論しなかった」と述べた。
外交部は、米中高官のやりとりを引き続き注視していく立場を示した。また、米中首脳会談については、台米間も緊密な連絡を保っていると説明した。