(台中中央社)中部・台中市で23日、同市第8選挙区選出の最大野党・国民党の江啓臣(こうけいしん)立法委員(国会議員)に対するリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票が行われた。開票の結果、反対票が賛成票を上回り、リコールは不成立となった。江氏は立法院副院長(国会副議長)を務めている。
中央選挙委員会の特設ページによれば、反対が6万9709票、賛成が3万4064票だった。投票率は50.24%だった。
江氏は1972年生まれの53歳。大学教員や台湾経済研究院副研究員、行政院新聞局長(閣僚)などを歴任。2012年に立法委員に初当選を遂げ、16年、20年、24年の連続4選を果たした。20年3月から21年9月までは国民党主席(党首)を務めていた。