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台湾東部の沿岸道路 一部区間が廃止へ 道路脇の斜面崩れ 絶景も見納め

2026/01/17 19:01
廃止が決まった旧蘇花公路の和仁―大清水間(邱正智さん提供)
廃止が決まった旧蘇花公路の和仁―大清水間(邱正智さん提供)

2024年4月に起きた地震の影響で道路脇の斜面の一部が崩れた(邱正智さん提供)
2024年4月に起きた地震の影響で道路脇の斜面の一部が崩れた(邱正智さん提供)

(花蓮中央社)北東部・宜蘭県と東部・花蓮県を結ぶ旧蘇花公路と呼ばれる道路のうち、花蓮県内の和仁―大清水間で廃止が決まった。2024年に起きた花蓮地震で道路脇の斜面の一部が崩れて以降、復旧と寸断を繰り返しており、完全復旧の見込みが立たないとされた。太平洋に面した絶景スポットがあるとして有名だったが、間もなく見納めになる。

交通部(交通省)公路局の関係者は17日、中央社の取材に対し、地震の影響で道路脇の斜面に溝ができたと説明。また地震後の台風や豪雨などでその範囲が広がり、落石などにより半トンネルが埋まることもあったとし、「処理しきれない」と実情を吐露した。

公路局は、根本的な解決が困難なのに加え、「蘇花改」と呼ばれるバイパス新線があるとして政府に対し問題の区間の廃止を提言。行政院(内閣)がこれを受けて廃止を公告した。同区間は公文書が届くのを待って通行止めとされ、標識などの変更が行われる予定だ。

廃止の情報が伝えられるとインターネット上では、絶景スポットが失われることを惜しむ声が上がった。

地元の秀林郷和平村の董蓮怡村長は、かつては天気が良ければ車を止めて風景を眺めていたが、近年は落石が頻発し、その後は新線を通るようになっていたと話す。その一方で、道路廃止後は新線だけになり、補修工事や事故の際の代替ルートがなくなると懸念を示し、関係当局に対策を求めた。

(張祈/編集:齊藤啓介)

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