(台北中央社)国防部(国防省)は6日、定例記者会見を開き、7月に実施を予定している中国の侵攻を想定した大規模軍事演習「漢光41号」の実動演習について、規模を拡大し、現役と予備兵合わせて約2万人を招集する計画を明らかにした。14日間にわたり、臨戦訓練や戦闘の動きを評価する他、さまざまな姿勢での射撃訓練も実施するとしている。
総督察長室の周錦竜副総督察長は、動員作戦のプロセスを洗練させ、実戦的な射撃対応力を向上させると強調した。
漢光41号は4月5日から18日までにもコンピューターを利用した図上演習を実施。顧立雄(こりつゆう)国防部長(国防相)は同月21日、参加した将兵は長期間にわたる高度な演習の中で、努力と進歩を示したと評価している。