(台北中央社)8月にインドネシア・ジャカルタで開かれる世界大会に出場する台北市立建国高校マーチングバンドが8日、台北市の総統府を訪問した。建国高出身の頼清徳(らいせいとく)総統は「先輩」としてメンバーにエールを送った。
マーチングバンドには建国高を中心に複数の高校の生徒が参加している。総統府ではパフォーマンスを披露した後、頼総統から国旗が手渡された。
頼総統はあいさつで、素晴らしいパフォーマンスだったとたたえ、台湾のために最高の栄誉を勝ち取れるよう祈っていると言及。本番を楽しむことを忘れずに、自分らしさを存分に発揮してほしいと語った。
指揮者の盧昊廷さんは2023年の大会で2位に輝いたことに触れ、再び良い成績を台湾に持ち帰りたいとした上で、練習を積んだ4カ月間の努力がメンバーにとって一生の誇らしい思い出になることを願っていると話した。
大会は世界マーチングショーバンド協会(WAMSB)が主催。8月8日から10日にかけて行われる。