(兵庫中央社)民間シンクタンクが14日、兵庫県内のホテルで台日交流パーティーを開き、元経済産業相の西村康稔衆院議員や中山正暉元建設相らが出席した。西村氏はあいさつで、半導体分野における日本、台湾、米国の団結の重要性を訴えた。
パーティーは台北市に拠点を置くインド太平洋戦略シンクタンクが「台日友好の夕べ」と題して開催。関西地区の台湾系華僑も招待され、総統府国策顧問の陳天隆氏や謝美香氏、台北駐大阪経済文化弁事処(総領事館に相当)の劉拓副参事らが参加した。
西村氏は、経産相在任中に日台の半導体協力を進めてきたとした上で、半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の米アリゾナ工場には台湾の技術だけでなく日本の材料や技術も使われていると紹介。日台米が協力する工場だと言えると言及した。日台米が強固に団結して半導体産業を発展させ続ける必要があるとし、半導体安全保障の観点から米トランプ大統領を説得すべきだとの考えを示した。