(台北中央社)盧秀燕(ろしゅうえん)台中市長は24日、北海道北広島市にある北海道日本ハムファイターズの本拠地、北海道ボールパークFビレッジを訪れ、球場のエスコンフィールドHOKKAIDOを視察した。運営会社幹部の案内の下、各設備を見て回り、ハード面の設計から屋内の装飾までセンスの良さを称賛した。
市によれば、盧市長は都市外交や市内へのドーム球場建設の参考のため、24日朝に桃園空港を出発。同日午後、新千歳空港に到着し、その足でFビレッジを訪れた。
一行は球場やブルペンを見学した他、球場の大型ビジョンや防球ネットの設計、芝の管理など細部についても理解を深めた。通常は非公開の監督室やチームロッカーなどにも案内されたという。
盧市長は、選手を重視する球団と施設運営者の姿勢を十分に感じたとし、同施設の成功経験をくみ取って台中でのドーム建設の参考にしたい考えを示した。
市は、一行は特に施設のハード面の構造設計に注目したとし、運営方式や企業とのパートナーシップ戦略、ファンが参加できる仕組みなどに関する発展を現在建設中の台中アリーナや将来的なドーム建設の参考にしたいとしている。
(編集:名切千絵)