(台北中央社)9日は台湾の「鉄路節」(鉄道の日)。台湾鉄路(台鉄)は同日、日本の旅行会社、読売旅行とコラボレーションして「鉄印帳」を初めて発売する。鉄印帳に集める「鉄印」は全20種類あり、集めた数に応じて記念品を贈呈する。
鉄印帳は、神社や寺で参拝の証しとして御朱印を押してもらう「御朱印帳」の鉄道版。台鉄は4日、報道資料を通じ、各駅でその土地の歴史や文化を感じてほしいと期待を寄せた。またこれをきっかけに台湾旅行をPRし、より多くの国内外からの旅行者を呼び込み、台湾の絶景や文化を楽しんでもらいたいとした。
鉄印帳は台北、台中、高雄、花蓮の各駅で販売。価格は499台湾元(約2400円)で1人1冊のみ購入可能。来年5月31日までの期間中、全国20駅で鉄印帳と乗車券を提示すれば、無料で鉄印を受け取れる。
鉄印を10種類以上集めた場合、指定の駅で記念品がもらえる。20種類全てを集めた場合は、さらに別の記念品が贈られる。数量限定で、配布完了次第終了する。
鉄印帳の販売冊数は台北で100冊、高雄で80冊、台中、花蓮で各50冊だとしている。