(桃園空港中央社)盧秀燕(ろしゅうえん)台中市長は24日、就任後初となる日本訪問のため、桃園空港を出発した。搭乗前、報道陣の取材を受け、日本では都市外交を推進する他、各地のドームなど球場4カ所を訪れると明かした。市内でのドーム建設に向けて参考にするのが狙いだという。
都市外交として東京都や名古屋市と交流する他、札幌、東京、名古屋の各ドームと鎌ヶ谷スタジアム(千葉県鎌ケ谷市)を視察する。
盧市長は、6年前に市長に就任した際、日本訪問を重要な目標の一つにしていたとし、新型コロナウイルスの流行などを経てようやく実現できたと訪日の意義を強調した。
同市では、台中アリーナの建設が進められている。盧市長は、野球の試合や大型イベントが開催可能なドーム球場の建設を目指す考えを示し、日本の各ドームの視察によって台中のドーム建設は加速することだろうと述べた。
3月1日まで日本に滞在する。