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頼総統、パラオやツバルなど太平洋の3カ国訪問へ 30日から7日間/台湾

2024/11/22 12:51
22日の記者会見で頼清徳総統の初外遊について説明する総統府の郭雅慧報道官
22日の記者会見で頼清徳総統の初外遊について説明する総統府の郭雅慧報道官

(台北中央社)総統府は22日、頼清徳(らいせいとく)総統が30日から中華民国(台湾)と外交関係を有する太平洋のパラオやツバル、マーシャル諸島を訪問すると発表した。頼総統の外国訪問は5月の総統就任後初めて。12月6日に台湾に戻る予定。

総統府の郭雅慧(かくがけい)報道官は、国交国と経験を共有し、共同で経済の強靭性(きょうじんせい)を構築すること▽共通の価値観や理念を持つ民主主義パートナーとの協力を深めること▽国交国と互助互恵の基礎の上に、各協力分野で持続可能な発展を促し、双方の人民の福祉をつくり出すこと―が目標だとした。

また総統府の潘孟安(はんもうあん)秘書長、林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)、僑務委員会の徐佳青(じょかせい)委員長(閣僚)、海洋委員会の管碧玲(かんへきれい)主任委員(大臣)、原住民族委員会の曽智勇(そちゆう)主任委員らも同行することも明らかにした。

外交部(外務省)の田中光(でんちゅうこう)政務次長によると頼総統は、パラオのウィップス大統領、ツバルのファラニ総督とテオ首相、マーシャル諸島のハイネ大統領らとそれぞれ会談する予定。新たな施設の落成記念式典や祝賀会などにも出席するとした。

(温貴香/編集:齊藤啓介)

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