(花蓮中央社)最大野党・国民党の立法委員(国会議員)24人に対するリコール(解職請求)の賛否を問う住民投票が7月26日に実施されるのを受け、立法院党団(国会議員団)の傅崐萁(ふこんき)総召(院内総務)が地盤とする東部・花蓮県では21日、リコールの支持派と反対派の双方が有権者らに対し、投票による意思表示を呼びかけた。
リコールを支持する複数の市民団体は同日、投票を呼びかけるのぼりを掲げたスクーターを走らせるなどしてアピールした。与党・民進党の林右昌(りんゆうしょう)秘書長や党職員らも応援に駆け付けた。
林秘書長は報道陣の取材に対し、花蓮はリコール投票の最重点地域だとし、党として支援する方針を示した。
支持団体の広報担当者は、今回の活動には100人以上が参加し、花蓮の市街地を回ったと語った。また今後も多くの関連イベントを行い、投票を呼びかけるとした。
一方、国民党の花蓮県党部(支部)の呉建志広報担当は、各市郷鎮のボランティアが街頭などでリコール反対を訴えるチラシを配布したと説明。事実を明らかにし、ねじ曲げられた主張から花蓮の人々を守ると強調。関連イベントも計画していると明らかにした。