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台湾あれこれ/海巡署、水難事故防止にサイト活用呼びかけ リアルタイムで危険度発信/台湾

2025/06/17 17:55
救難任務を行う海巡署隊員=海巡署提供
救難任務を行う海巡署隊員=海巡署提供

気温の上昇につれてマリンアクティビティーを楽しみに海を訪れる人が増えている一方で、各地で海難事故が多発している。海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)は16日、地域ごとにアクティビティーの危険度をリアルタイムで発信する公式サイト「GoOcean」の活用を呼び掛けた。

同サイトでは、離島を含む台湾各地の海水浴場や海岸などを対象に、風速や波の高さなどに基づいた危険度を緑、黄色、だいだい色、赤の4段階で表示する。危険度はダイビング、海水浴、ウインドサーフィン、シーカヤック、サーフィンのアクティビティ別に確認できる。

同署は、5月24日と同30日に北部で起きた2件の水難事故に触れ、同サイトでは事故当時、いずれも事故があった海域について危険度「赤」が発表されていたと言及。リアルタイムの危険情報の重要性を強調した。

サイトは海洋委員会傘下の国家海洋研究院が管理している。中国語と英語に対応。

「Go Ocean」のスクリーンショット
「Go Ocean」のスクリーンショット

(黄麗芸/編集:田中宏樹)

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