(台北中央社)日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の大橋光夫会長は27日、林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)と台北市内の外交部(外務省)庁舎で面会し、台湾が環太平洋経済連携協定(TPP)に加入することを歓迎する日本の立場は明確で、今後も変わらないとの考えを示した。
外交部が28日、報道資料で伝えた。両氏は国際情勢やエネルギー安全保障、地域経済統合などについて意見を交わした。
林氏は自身のフェイスブックで面会について言及した。投稿によれば林氏は、台湾がTPPなどの地域経済協力枠組みに加入するのを支持するために、大橋氏や日本政府が公の場で幾度となく声を上げているとして感謝を表明。その上で、今が台湾のTPP加入にとって重要なタイミングであり、日本が台湾を継続して支持してくれるよう望んでいることを大橋氏に対して説明した。