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海巡署の巡視船がホノルル港に停泊 「漁業パトロールの一環」/台湾

2024/06/12 18:21
海巡署(海上保安庁に相当)の4000トン級巡視船「新竹艦」=2022年4月22日、高雄市(台湾国際造船提供)
海巡署(海上保安庁に相当)の4000トン級巡視船「新竹艦」=2022年4月22日、高雄市(台湾国際造船提供)

(台北中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の4000トン級巡視船「新竹艦」が11日、米ハワイのホノルル港に停泊したことが分かった。一部では太平洋で行われる米海軍主催の環太平洋合同演習(リムパック)に参加する可能性が取り沙汰されたが、海巡署は12日、5月末から太平洋の公海上で漁業パトロールの任務に当たっていると説明した。

海巡署は報道資料を通じ、毎年農業部(農業省)漁業署と合わせて2~3回公海上の漁業パトロールの任務に当たり、範囲や航海計画に応じて他国で燃料や水、食料を補給しているとした。また台湾の艦船は2011年にもハワイで補給を行っており、初めてのケースではないと強調した。

米海軍太平洋艦隊によれば、リムパックは6月26日から8月2日まで実施。日本など29カ国が参加するという。

(黄麗芸/編集:齊藤啓介)

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