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TSMC創業者の張忠謀氏に勲章授与 蔡総統「台湾の存在感向上に寄与」

2024/04/19 18:59
蔡英文総統(右)から「中山勲章」を授与された台湾積体電路製造(TSMC)創業者の張忠謀氏(左)=台北・総統府で2024年4月19日、中央社記者張皓安撮影
蔡英文総統(右)から「中山勲章」を授与された台湾積体電路製造(TSMC)創業者の張忠謀氏(左)=台北・総統府で2024年4月19日、中央社記者張皓安撮影

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は19日、台北市内の総統府で、6度にわたり自身に代わって総統特使としてアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加した台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(ちょうちゅうぼう)氏に「中山勲章」を授与した。特使を務めた張氏によって、台湾は能力がある信頼と連携に値するパートナーであり、軽視してはならない存在であることを世界に知らしめたとたたえた。

同勲章は国の安定や建国事業などに特別な功労がある人を表彰するもので、民間人を対象とする勲章としては最高位。

蔡総統はあいさつで、6年前にも張氏に対し、台湾のハイテク産業や経済発展に貢献したとして「一等卿雲勲章」を総統府内で授与したことに言及。張氏が技術やイノベーション、情熱によって国際社会における台湾の存在感を向上させたことに感謝した。

張氏は受章はとても光栄だと感謝を表明。同時に、自身がTSMCを設立・経営して台湾で世界レベルのテクノロジー企業の模範を示し、台湾経済の成長に貢献したことへの評価でもあるとコメントした。

張氏は蔡政権下では2018年から2023年まで、総統特使としてAPEC首脳会議に出席した。

(呉書緯/編集:荘麗玲)

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