(台北中央社)台湾プロ野球の中信ブラザーズは30日、元東京ヤクルトスワローズの西田明央氏(33)と元中日ドラゴンズの後藤駿太氏(32)を、来季から1軍打撃コーチとして迎えると発表した。
中信は報道資料を通じ、西田氏は「打撃戦略コーチ」に任命すると説明。打撃戦略コーチは、世界のトップレベルのプロリーグでは主流になっており、チームとして打撃戦略の企画力と実行力を全面的に高めたいとの考えを示した。
また、若い両氏がテクノロジーを活用したトレーニングや映像分析、データ運用に高い適応力を持っている点に期待を寄せているとした。
▽元阪神・ウィルカーソン投手、富邦ガーディアンズへ
富邦ガーディアンズは同日、元阪神タイガースで今季は米マイナーでプレーしたアーロン・ウィルカーソン投手(36)が加入すると発表した。来年2月に台湾入りし、春季キャンプに参加するとしている。
中信は2024年から元オリックスの平野恵一氏が監督を務めている。同年は台湾一に輝いた。低迷が続く富邦は、来季から元オリックスの後藤光尊氏が指揮を執る。