立法委員、権威主義に対抗する台湾の経験を紹介=民主主義サミット関連会議

2021/12/03 19:01
「民主主義サミット」の関連会議にオンラインで出席する林立法委員=中継映像から
「民主主義サミット」の関連会議にオンラインで出席する林立法委員=中継映像から

(ワシントン中央社)林昶佐(フレディ・リム)立法委員(国会議員)は2日、バイデン米政権が来週開催する「民主主義サミット」を前に開かれた関連会議にオンラインで出席し、権威主義に対して台湾がどのように対抗してきたかなどについてスピーチした。

会議は米国の超党派議員で結成された「下院民主主義パートナーシップ」が主催。米国をはじめ、ポーランド、チリ、ナイジェリアの議員のほか、中国から制裁を受けた欧州議会議員のミリアム・レックスマン氏なども出席し、「強力な立法および民主主義制度と原則の防衛による権威主義の抑制」をテーマに意見を交わした。

アジア地域唯一の代表として出席した林氏はあいさつで、中国独自のネット検閲システムに言及。中国の権威主義政権は、科学技術を利用して、台湾のような民主主義国家に侵入を試みたと指摘。その唯一の狙いは政治的目的を達成することにあるとした。またデジタル権威主義体制下では、科学技術は国民を制御するための道具になったと語った。

林氏は、民主主義の国では国民こそが国の主(あるじ)だと強調。科学技術は国民が政府を監督し、社会問題の動向を注視する道具だとの考えを示した。

林氏は、今年台湾で、開かれた国会を目指す計画が正式に始動したことを説明。その過程の中で国民と国会間の相互信頼が高まり、デジタル権威主義の侵入に対して「抗体」が作られることを願うと述べた。

今月9~10日にリモート形式で開催される「民主主義サミット」には、台湾からデジタル政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣)と蕭美琴(しょうびきん)駐米代表(大使に相当)が出席する。

(徐薇婷/編集:齊藤啓介)

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