南部・台南市文化資産管理処が、市内にある古跡でライトアップを推進している。すでに8カ所で実施されている他、年末までにさらに3カ所でも実施が計画されており、夜には日中とは異なった魅力を楽しめるとしている。
黄偉哲(こういてつ)市長は10日、フランス・ルーブル美術館や熊本城など、歴史と建築美を兼ね備える建物は夜になるライトアップされ、日中とは違った風格を示すと強調。台南には多くの古跡や廟(びょう)、歴史建築があり、豊かな文化にライトアップを施すことで、これらの文化資産の新たな生命力を見せられると語った。
ライトアップ計画に含まれているのは、旧台南州議会、旧台南合同庁舎、旧台南愛国婦人会館、開基霊祐宮、祈典武廟、大天后宮、開基武廟、広安宮など。今後も引き続きより多くの場所でライトアップを施す予定だとした。
沿海部の安平老街(古い町並み)では、夜になると観光客がいなくなり、商店も閉店するため、「人が集まらないから店が開かず、店が開かないから人が集まらない」といった悪循環が生まれていると指摘。夜の環境を整備することは、建物を美しくするだけでなく、観光客をとどまらせるとともに、夜間の集客と発展をもたらすチャンスがあるとした。