台湾プロ野球、富邦ガーディアンズは12日、本拠地の新荘野球場(北部・新北市)で開催した中信ブラザーズ戦で、チームのペットとして飼われているガチョウ「隊鴨」を始球式に登場させた。島崎毅・2軍投手コーチが親代わりの隊鴨は、白球に見立てられ、島崎さんや通訳の長野佳男さんの誘導の下でマウンドからホームベースに向かって元気よく駆け抜けた。
数カ月前、南部・嘉義県の2軍施設に迷い込んできた隊鴨。まだ小さかったためアヒルだと勘違いされ「隊鴨」(鴨は中国語でアヒル)と名付けられたが、成長してガチョウだと判明した。最初のうちは島崎さんが自宅に連れて帰って育て、その後は球団副ゼネラルマネジャーの林威助さんのオフィスで暮らしていたこともあるという。
隊鴨はこの日、チームへの入団セレモニーを経て始球式に臨んだ。
島崎さんは報道陣の取材に対し、毎日球場に到着すると朝一番で隊鴨のフンの掃除をし、風呂に入れてあげていると説明。練習日はグラウンドで練習に参加させ、遠征時には長野さんや福永春吾・ファームリハビリ兼投手育成コーチが面倒を見ていると話した。
また、疲れた時でも癒してくれる存在であり、台湾には友達がいないため「彼女」のようにもなっていると頬を緩ませた。