高雄市政府警察局刑事警察大隊はこのほど、記者会見を開き、公園に埋められた大量の大麻を発見したと発表した。麻薬探知犬「可楽(コーラ)」が探し当てた。
売人が埋めた薬物だった。購入者に埋めた場所の経度と緯度を伝えて掘り起こさせることで顔を合わせずに受け渡しを行う「デッド・ドロップ」。売人を摘発した後、埋められた麻薬を見つけるため、同隊が探知犬の出動を要請し、コーラが見事、掘り当てた。穴の中からは液状の大麻が入った電子たばこ用のカートリッジが大量に見つかった。
コーラはイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの4歳。賢くてやんちゃな性格だ。就役して2年半、北部で麻薬工場の捜査に加わったこともある。
コーラが所属する保安警察第三総隊刑事警察大隊警察犬分隊の劉心華小隊長は、要請があれば北部でも中部でもどこでも駆けつけると話した。