中部・台中市の養豚場でアフリカ豚熱(ASF)が発生したことにより、先月22日から全国で制限されていたブタの食肉処理や競り、食肉の運搬が7日午前0時に解禁された。各地の市場で豚肉を売買する様子が見られた。
南部・屏東県の肉品市場では7日、豚肉を扱う5店のうち1店のみが営業を再開したが、多くの買い物客でにぎわった。何日間も豚肉を食べていなかったと話す女性は、スペアリブと肩ロースを買いに来たが、売り切れていたのでバラを買ったと話した。
商店主は、販売は好調だと話し、スペアリブは一番人気で、開店から1時間余りで完売したと語った。
中部・台中市の建国市場では8日、多くの商店が営業を再開した。ある商店の店主は、需要に対して供給が少なく、卸売り価格はわずかに上がったが、全体的には安定しており、売り上げも好調だと語った。



