東部・台東と台湾海峡の離島・澎湖を結ぶチャーター便が17日、初めて運航された。双方から計368人が相互訪問し、台東県政府は、澎湖との旅行協力の新たな1ページが開かれたと今後の発展に期待を寄せている。
台東豊年空港では、県政府交通・観光発展処の職員らが澎湖からのチャーター機を出迎えた。
折り返しの便で澎湖に向かうという邱さんは、これまで澎湖からは車や鉄道で西部に行ってから船や飛行機に乗り換えていたとし、直接飛行機で澎湖に行けるのは楽だと話した。
交通・観光発展処の卜敏正処長は、近年県政府はチャーター機の誘致に積極的に取り組んでいると説明。今年度は海外から約3000人の旅行者がチャーター便で訪問し、観光消費額は5000万台湾元(約2億4400万円)以上に達したと語った。
また今回の澎湖便の就航で、国内の離島とのつながりを深め、島をまたいだ観光という新たな魅力を生み出せると述べた。