離島・澎湖の周辺海域で11日、アオウミガメとタイマイが廃棄漁網に引っかかって身動きが取れなくなっているところを、漁師の親子が発見した。親子はすぐに船を停止させ、ウミガメに絡まっていた漁網を切断し、2匹を救出した。2匹の外観に異常がなく、正常に動けることを確認してから海に戻したという。アオウミガメとタイマイはいずれも台湾で希少種に指定され、保護対象となっている。澎湖県政府農漁局は、この親子が即座に救出活動を行ったことに感謝の意を示した。
(編集:名切千絵)