(台北中央社)台北市内で来月開幕する「2025台北金馬映画祭」に関連して開かれる映画業界向け特別講座「マスタークラス」に俳優の西島秀俊が登壇する。西島は台湾の映画人と対談し、多様な役をいかにしてスクリーン上のさまざまな人生模様として表現するかを語る。台北金馬映画祭実行委員会が15日、発表した。
西島は今年の同映画祭で、その年に最も注目されるべき映画人「焦点映画人」に選出されており、出演作の特集上映が行われる。台湾の俳優グイ・ルンメイ(桂綸鎂)と共演した日台米合作映画「Dear Stranger/ディア・ストレンジャー」を携えて訪台し、ルンメイや真利子哲也監督と共に上映後のトークセッションにも出席する。同作は閉幕作として上映される。
西島は11月21日のマスタークラスに出席し、台湾の映画監督トム・リン(林書宇)と対談する。
マスタークラスは11月15日から12月1日にかけて開催。西島の他、韓国の俳優ペ・ドゥナや映画音楽作曲家のアレクサンドル・デスプラ、衣装デザイナーのマーク・ブリッジスら計11人が登壇し、映画業界関係者や映画学科の学生らに自らの経験を伝える。
同映画祭は11月6日から23日まで。チケットは今月26日午後1時(台湾時間)に販売開始される。