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トタン壁を取り壊すと中に建物が 日本統治時代「護国山台中寺」の遺構か/台湾

2025/06/23 18:52
トタン壁の中から出てきた古い建造物=中央社記者蘇木春撮影
トタン壁の中から出てきた古い建造物=中央社記者蘇木春撮影

中部・台中市で21日、トタン製の壁を取り壊したところ、中から古い建物が発見された。日本統治時代の寺の遺構とみられ、今後、調査や研究が行われる。

歴史研究を行う地元住民は、この場所には日本統治時代、護国山台中寺という寺があったと説明。本堂は以前に取り壊されたものの、周辺に関連する建築が眠っているのではと考えていたと明かした。当時を知る地域の高齢者によれば、今回発見された建物には舎利や遺骨が納められていたという。

市文化局によれば、建物の所有者は海外在住で、長年にわたり荒れ果てていたため、代理人に委託して環境整備を行っていた。同局は23日、代理人と話し合いを行い、文化資産価値の調査や審議手続きに協力する意向を得た。

トタン壁が取り壊される前の様子=読者提供
トタン壁が取り壊される前の様子=読者提供

(蘇木春/編集:田中宏樹)

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