台北市政府消防局で活躍する救助犬7頭が今年2月、南部・高雄で開催された国際救助犬聯盟(IRO)の評価試験を受けた。がれき捜索部門で2頭が初等試験、5頭が高等試験に合格し、認定を取得したとしている。
同局によると、2000年9月21日に救助犬チームが発足。国内で発生した自然災害で救助活動に携わる他、イランやインドネシアなどにも派遣されたことがあり、現在10頭が活躍しているという。
同局の莫懐祖局長は1日、報道資料を通じ、大きな災害発生時に迅速に救助活動を行い、最大の能力を発揮できるようにするとともに、引き続き救助犬チームの能力向上を図り、積極的に国際的な認証を取得して、台北市の国際救助分野での競争力と貢献度を高めたいと意欲を示した。