台風3号の接近に伴い、24日の台湾は離島・金門県を除く全県市で休業休校の措置が取られた。各県市政府は家で過ごすよう市民に呼びかけている中、中部・台中市の百貨店やアウトレットモールでは昼食を食べに訪れた家族連れや、映画館のチケット購入に並ぶ人々の姿が見られた。
同市内の百貨店、台中大遠百には午前11時の開店と同時に多くの人が入店。同店内のレストラン「鼎泰豊」前には人だかりが出来た。台中大遠百によれば、この日の午前の来店者数は通常の休日並みだったという。
一方、台北市や北部・新北市、桃園市の百貨店、大手映画館は軒並み休業となった。