台湾最大のマンゴーの産地、南部・台南市の農業局や農会(農協)などは毎年、旬のマンゴーのおいしさを伝えるイベント「台南国際マンゴーフェスティバル」を催している。22日、市内のレジャー農場「走馬瀬農場」で今年のフェスティバルが開幕した。来月13日まで、週末を中心に市内の複数会場で開かれる。
農業部(農業省)の胡忠一政務次長によれば、今年はマンゴーの成長期に雨量が十分だったため、果実の品質は良いという。
同市の友好都市である静岡県富士宮市や群馬県みなかみ町など、日本の複数地方自治体からも関係者がイベントを訪れた。富士宮市の須藤秀忠市長は、毎年夏にマンゴーの独特なおいしさを味わうのを楽しみにしていると話し、今後さまざまな分野で交流を深められればと述べた。