交通部観光署(観光庁)澎湖国家風景区管理処は12日、離島・澎湖県望安島の海岸で海洋漂着物やゴミを集めるビーチクリーン活動を行った。海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の職員や県内の中学生、大学生、活動に賛同する企業の社員ら100人近くが参加し、ペットボトルやブイ、漁網など2トン近くを回収した。
ビーチクリーンの後には、サンゴ礁の回復を目的とした活動も行われた。参加者らは関係者の説明や指導を受け、サンゴの植え付けを体験した。
同処の洪志光処長は、観光産業は澎湖の経済を支えており、観光の発展と生態系の保護・育成はどちらも重要だと説明。産官学が共同で取り組むことは大切だとした上で、政府機関や学校、企業の支持に感謝した。
(編集:田中宏樹)