(桃園中央社)北部・桃園市で開かれていた「台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)が23日、全日程を終えた。同市政府によれば、17日間の期間中、全ての展示会場合わせて延べ2000万人以上が来場した。来年は南部・嘉義県で開催される。
桃園メトロ(MRT)空港線沿線のメイン会場とサブ会場に加え、市内13区の各区に展示エリアが設けられた。7日にサブ会場がオープンし、12日に正式に始まった。多種多様なランタンの他、「ポケットモンスター」などの人気コンテンツとコラボレーションした作品が展示された。特設ステージでは日本を含む国内外の団体が音楽やダンスのパフォーマンスを披露した。
この日行われた閉幕セレモニーでは、桃園市の張善政(ちょうぜんせい)市長が嘉義県の劉培東(りゅうばいとう)副県長に、開催県市が引き継ぐちょうちんを手渡した。
イベントは元宵節(旧暦1月15日、今年は2月12日)に合わせて毎年、各県市が持ち回りで交通部観光署(観光庁)と共同開催しており、今回で36回目を迎えた。2027年は中部・苗栗県での開催が決まっている。